STPってなんだい?企業に就職するなら基本だそうですよ
こんにちは!
皆さんは現在おいくつですか?
学生さんですか? それとも会社員? 家庭を支える主婦だったりするのでしょうか?笑
いずれにしてもSTPって知ってますか?
就職にあたって特に開発部や広告系統のお仕事を考えている方にとっては是非とも身に付けておいて欲しい知識の一つです。
大学生までの学生さんはここでの話を役立てて、既に働いている方には参考にしていただけたらと思います。
それではよろしくお願いいたしますm(。_。)m
じゃあまずは、STPってなんの頭文字かを教えてください。
……………………え?
知りませんけど?
面接官「はい、ありがとうございました」
今回も内定はもらえませんでした……。
まぁそんなことにはならないのですが、どうしてこんな茶番を挟んだのかと言いますと
企業はこれくらい知ってて当たり前だと思っているため!です
なので面接の時にそんな知識は問いません。
だけど入った後で知らないと苦労します。
改めて説明をしていきます。
STPのSから説明をしていきますよー
まずこのSというのはセグメンテーションの頭文字を取っています。
意味は細分化すること、です。
何を細分化するのかと言いますと、市場を細分化します。
例えば自動車産業、食品産業、医療産業とかですね。
大きな分野に分けた後で小型車か大型車かという自らの商品を分類します。
ただ商品の分類については企業の方で元々決まっているので本格的に新製品を開発しようとするとき以外はそこまですることはないと思います。
次にTですが、これはターゲティングのTです。
ターゲティングと聞くと狙いを定めるとかイメージするかと思うのですが、その通りです笑
例えばオモチャを誰に売りますか?
考えるまでもないですね、子供に売ります。
ではなぜ、大人に売らないのでしょうか?
これも簡単ですね、売れないからです。
大人には売れないから子供に売ろう、というターゲットを子供にすることで、それを親に買わせるという仕組みを作ります。
これがターゲティングになります。
では最後のPですが、これは少し難しいかもしれません。
ポジショニングを表しているのですが、意味は立ち位置を決めるみたいな感じです。
一応辞書にもちゃんとマーケティングとしてのポジショニングの意味は載っているのですが、知らない人が多いように思います。
マーケティングにおける立ち位置とはなにか。
それは差別化を表します。
皆さんも一度は見たことがあるかと思います。
同じような製品が異なるメーカーから販売されている光景を。
売れる物はどこも売りたがる。当たり前のことではありますが、数ある類似品の中から自社の物を選んでもらうにはどうしたらよいかを考える。
これがポジショニングにあたります。
読んでみたらそんなことか、と思われた人もいるのではないかと思います。
ただこれが実戦で出来るのかがとても難しい。
オモチャという既に商品として固定されたものであればどういったものであろうと子供向けというイメージがあるからです。
そこに大人向けというイメージを持たせることで飽和してるオモチャ業界で頭一つ飛び出した企業に出来るのです。
例えばハンドスピナーなんてものが少し前に流行ったかと思います。
僕は全く興味が湧きませんでしたが、子供が遊ぶ……だけでなく!
一緒にお父さんと遊ぶというナイスなアイデアも隠れていたように思います。
どちらが長く回転させられるかを比べようとすると、二つハンドスピナーがないと出来ませんからね。
交互に使うというのもあるでしょうが、何かと親と遊びたがるのが子供ですので、少なからずこの狙いは当たっていたといえるでしょう。
ここで大切なのは、ハンドスピナーすげえということではなく、このオモチャの売り先を変えたという考え方にあります。
新しい商品を誰に売るのか、あるいは今ある商品をどうやって他の人に選んでもらえる商品に変えるのか。
およそ面接官には出来ないだろう頭の回転力が求められるのです。
面接官「……………………」
今回はマーケティング基本となるSTPについての解説でした。
かなり薄くすくった話になったような気がしていますので、そのうち別記事にもするかもしれません。
ではまた(*・x・)ノ~~~♪
ありがとうございました